

WORKS
長年、日本家屋と日本庭園を会堂として使い、信者に親しまれたプロテスタント系教会を建て替えた事例である。周辺は岡山市内の閑静な住宅街で、前面道路は車1台がようやく通行できるほどである。新しい教会づくりの基本方針として、これまでの教会のように周辺環境に馴染み地域に開かれた教会を目指す一方で信者の高齢化が進むことから人に優しい教会づくりが掲げられた。主要な仕上げはコンクリート化粧打ち放しで仕上げつつ、元の教会のオマージュとして障子や桟を礼拝堂に表現し、外部にはこれまであった植栽を移植して日本庭園として仕上げている。また2階の一部を礼拝室にし、多くの信者が礼拝に出席できるように配慮している。正面の祭壇は旧庭にあった石を積み上げてゴルゴダの丘をイメージさせた。祭壇周辺の間接照明は同型の模型でシミュレーションを重ねて完成させている。礼拝堂の音響効果について讃美歌をメインにするか説教をメインか協議やシミュレーションを重ねたうえで決定した。
| 1996年 |
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